ガス溶接は一般の溶接作業と違うの?
一般的な溶接作業というと、アーク溶接を思い浮かべる方が多いかもしれません。
アーク溶接は電気を発生させ、その電流を生かして溶接する技術です。
それに対し、ガス溶接は可燃性ガスと酸素の結びつきを生かして金属部位を燃焼させ、結合していく方法です。
可燃性ガスといってもいろいろな種類があります。
よく使われるのはアセチレン。
その他、プロパンや水素なども使用できます。
そして、一般家庭で使用されているLPガスや都市ガスなども溶接に使おうと思えば使えるガスです。
そういった可燃性ガスがボンベに充填されており、そこから少しずつ使って溶接します。
なお、ガスだけでは燃えにくいので酸素も使います。
酸素には燃える力を強くする助燃性があるので、より一層溶接作業がしやすくなります。
ガス溶接を行う際は圧力調整器が欠かせません。
ガスの力をそのまま使うと圧力が強すぎて溶接に向かないため、可燃性ガスボンベに圧力調整器を取り付けて作業します。
ガス溶接はアーク溶接のように激しい火花は飛び散りません。
そこまで頑丈な防護服を着用しなくても作業出来ます。
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